内科か他の科か迷う時

Posted on

お腹が痛い、頭が痛い、腰が痛いなどと言う、日常のありふれた症状で医療機関を受診する時、「これは内科でいいのだろうか」と迷う時もあるでしょう。

内科よりも整形外科が良い時や、婦人科の方が良い時は、どのような症状がある時でしょうか。

 

女性がお腹が痛いと言って内科を受診した場合、担当医は婦人科系の疾患も候補として頭に入れて考えます。

もしも、生理の周期に伴ってお腹が痛い場合は、その旨はきちんと伝えてください。

また子宮筋腫の既往がある、子宮内膜症と言われたことがあるなどもきちんと伝えましょう。

腹痛以外にも生理の量が増えたり生理不順や不正出血などの症状がある場合は、婦人科を受診した方がよいでしょう。

 

頭痛も長引く場合は、頭痛の専門医を受診するのがベターです。

実は、数年前まで医学生の教科書には頭痛と言う項目はありませんでした。

近年は日本頭痛学会も設立されて、頭痛の勉強もしますが、内科医にとって慢性頭痛は苦手な分野だという先生も少なくありません。

慢性頭痛は神経内科や脳神経外科の頭痛専門医を受診する方が早く解決するでしょう。

 

また、関節リウマチで整形外科医に通っている人もいるかと思いますが、関節リウマチの場合は、内科でも診てもらう方がベターです。

それは関節リウマチと言う病気は、関節痛や関節の変形だけではなく、貧血になったり体重の減少や微熱などの全身的な症状を伴うことが多いからです。

そして合併症として間質性肺炎や心外膜炎、胸膜炎などを来すこともあり、関節だけではなく全身を診ていく必要があるからです。

内科の中でも膠原病科がベターです。

 

体調不良は取りあえず内科、と思っている人も少なくないようですが、他の診療科や専門医に診てもらう方が良い場合もあります。

良い医師は、自分の専門外のケースや自分ではこれ以上のことはできないと限界を感じた場合は、専門医を紹介します。

いつまでも自分の手元に患者さんを置いておきたがる患者離れの悪い医師は、良い医師とは言い難いです。

子離れのできない親はNGなのと同様です。

※「新宿内科口コミ」より